今日は5月5日こどもの日ですね。
なので子どもの防災に関することをママ目線で少しだけつぶやいてみようと思います。
平成23年3月11日、あの東日本大震災は平日の下校時刻(14:46)に発生しました。わたしはそのとき関東に住んでいたのですが、震源地から遠く離れた関東もかなり揺れました。
我が家には中学生と小学生と幼稚園児と乳児がいたので、それぞれの子ども達がそれぞれの場所で無事なのかどうかとても心配になったことを覚えています。特にその時刻は園児が降園のバスに乗っている時間帯だったので、バスがどこにいるのかもわからず、園に電話をしても繋がらず、我が子が無事かどうかがわからず、ママ同士で胸が張り裂けそうな気持ちを体験しました。
小学生の我が子は揺れた時は図工の授業中で手に彫刻刀を持っていたそうです。それぞれ子どもたちは通常よりも遅い時刻に無事に家に帰ってきましたが、都内に出勤していた近所のママは帰宅困難となり翌日に歩いて帰ってきた例もありました。
被災地とは比べ物にならないこのちっぽけな経験からですら、想定外のことが起きても、子どもが24時間どこに居ても命が守られるように、家庭や学校、地域、行政が共通の認識を常にもって行動できる体制の整備は本当に大切だと感じています。
ここ神功でも、子どもは 1 日のうちに、朝に家を出たらこども園(保育園、幼稚園)や学校(小学校・中学校や高校)に行き、放課後は児童クラブ(バンビー)または近所の公園や塾など、さまざまな場所で親から離れて過ごしています。
子どもは災害時に配慮や支援が必要な弱い立場なのですが「子どもが自分で考えて自分で命を守る行動をとれる知識をもっておくこと」は防災のみならず防犯の面からも大切なことです。
そして、「子どもの命が周りの大人によって守られて、子どもを通じて地域の人たちが繋がること」によってその地域の防災力はさらに向上するだろうと思います。
わたしの住むこの神功が、防災防犯面からも安心して子育てのできる環境であるように、地域の繋がりを大切にし、有事の際には互いが気軽に助け合える関係性を作っていければと思っています。