前回「避難所開設3」の続きです…(^^;;
施設の安全確認を行ってもらった後、無事に施設を使えるとなれば、避難所を開設できます。
その時には行列ができているかもしれませんが、すぐにどうぞと中に入ってもらうわけにはいかないでしょう。
ごっちゃごちゃになってしまうからです。
あらかじめマニュアルで決めてあることを元に、現在使用できる施設のどのスペースを、どのような目的で使うかの割り振りや、体育館のスペース割りなどをしてからです。
でも神功では、まだ神功オリジナルの避難所マニュアルは作られていません。
想像してみましょう…
もしも今、神功で避難所が必要になるほどの地震災害が起きたなら…(>_<)
奈良市全体が被災しているかもしれません。
だとしたら、隣の生駒市や京都の木津川市も被災しているかもしれません。
そんな災害レベルなら、もしかしたら南海トラフ巨大地震かもしれません。
詳しくはこちら…
ここで覚えていてほしいのは、その南海トラフ巨大地震だったなら、すぐに公の援助が受けられない可能性が高いことです!
被害は広域で、奈良県よりも海沿いの他県のほうが大きな被害を受けている可能性が高いです。
だとすると、その大きな被害を受けている方に先に援助が到着することになり、しかも援助する側の手が足らず被害が小さい場所への支援は後回しになる可能性が高いこと。
なので自力で一週間生き延びれるように備えるどころではなく、最低でも一ヶ月は地域で助け合って生き延びられるように対策をしてほしいと聞いています。
それくらいの期間を地域の住民同士で助け合って生き延びなければならないなら「共助」という地域で助け合える能力を限りなく高めておく必要があるでしょう。
自治会単位で備えることも大事なのですが、いざというときに学校の先生と市の職員と、地域の住民同士が連携し合えるように、あらかじめ柔軟に対応できる力を備えることがとても大切なのです。
現在、神功では連合の防災防犯協議会の方々のもと、その準備にとりかかっているお話を役員会で聞きました。
それでは、一体どのような備えが必要なのでしょうか。
次号に続く…