病人やけが人を発見したとき、その場所が安全ならそのままで応急処置を行い、救急車の到着を待つのが原則です。
でもその場所が安全でない場合は、病人やけが人に苦痛を与えずに安全に搬送することが大切です。
また、震災時など救急車が到着できない場合は、その場にいる人同士で協力して搬送しなければなりません。
安全な場所に搬送する方法は、一人で運ぶ場合や複数人で運ぶ場合、担架を使用して運ぶやり方など、様々な方法があります。
しかし、安全性を考えると、やはり担架がベストです!
いわゆる普通の担架でも4〜6人くらいの人手を確保したいですね。
でも人手や担架を用意できない、そんな場合の奥の手として…
体力に自信のある方は、背負いましょう!
火事場の何とやらというように、為せば成る?
でもやっぱりそんな人ばかりではありませんよね。
体力に自信のない方はこの方法を覚えておくとよいでしょう。
- まず両足を組ませる
- それから右手でも左手でもどちらかの手をお腹の上に。
- うしろ両脇から自分の手を入れて、相手のお腹の上にのせたほうの腕を握り、後ろに引っ張る。
この方法は、けが人を引きずるカタチになりますが、自分一人しかいない時でも、なんとか移動させないと命の危険がある場合に、体力に自信のない人でも動かせる方法です。
みなさんもいざという時に備えて、覚えておいてください!(^O^)/