「避難所開設6」の続きです…
さて、それでは事前に決めておくマニュアルの中身とは一体どんなものなのでしょうか…
(・_・?)
ざっくりですが、次の様なことについて考えていく必要があります。
- 避難所開設準備のための開錠
- 避難者の受け入れ準備
・安全確認をして、使用場所を確保
- レイアウト作業
・事前に想定してあるレイアウト図を参考に必要スペースを割り当て
- 避難所の開錠と避難者受入開始
・受付で町内単位で避難者の人数を確認し、避難者名簿への記入を依頼し名簿を作成
- 運営体制づくり
・運営委員会を設置
・運営会議を開催
・役割や係りを決めて班分けを行う
◆どんな班が必要か
(例)総務班・情報班・被災者管理班・施設管理班・食料物資班・救護班・衛生班・ボランティア班 など
◆どんなルールがあると良いか
・情報伝達方法
・トイレの利用と水分補給
・座位確保
・プライバシーと見守り
・ペットと衛生管理
・女性への配慮
・障がい者への配慮
・高齢者への配慮
・子どもへの配慮
・外国人への配慮
・避難所外避難者への対応
・観光客など帰宅困難者への対応
◆どんな管理をする必要があるか
・衛生管理
・食事管理
・健康管理
・避難所生活ルール(起床時間・清掃・選択・ごみ処理など)
- 運営体制の見直し
長期化した場合の見直しや、施設の再開に向けて避難所の移動、撤収、閉鎖などなど…
このように書き出してみると、やはり混乱を最小にするためにもやはり事前のルール作りは大切になりそうですね~(>_<)
そういえば昨年、神功地区自治連合会の防災防犯協議会主催でHUG(ハグ)を行いました。
HUGは机上の避難所運営ゲームなのですが、どんなことが起こって、どんなことをしなければいけないのかを考えるきっかけにもなりました。(^_^)
そして今年は、11月26日に、机上ではなく実践型としての「避難所開設訓練」が神功小学校を会場として行われます。
主催の神功地区自主防災防犯協議会にお聞きしたところ、今回の訓練は敢えて事前の準備はほとんどせずに、ぶっつけ本番で行うとのことです。
え~~~!びっくりですねΣ(‘◉⌓◉’)
その理由をお聞きしたら…
「災害はいきなりやってくるから」だそうです。
そりゃそうですね!(^^;;
そして、訓練では次のことを目的にしているそうです。
「多くの人に避難所開設作業を体験してもらい、実際に災害が起こった場合に、みんなが助け合いながら臨機応変に柔軟な対応ができる能力を養うこと」
「多くの人に避難所とはどのようなところかを知ってもらうこと。また、自己防衛の必要性を再認識してもらうこと」
「避難所開設・運営マニュアル作成の情報を得ること」
避難所は、避難者同士が協力して運営するのが基本なので、今回の避難所開設訓練は単位自治会や自治連合会という枠組みではなく、この神功地区に住んでいるみんな=「オール神功」で取り組むとのことです。(^O^)
このような訓練は神功地域では初の試みですので、一人でも多くの方の参加を期待しているとのことでした!
もちろん、わたしたち神功三丁目自主防災会も、避難所開設訓練に参加をさせていただきます!(^_^)v
みなさんも是非、11月26日(日)の11時に神功小学校へ行ってみましょう!(^O^)/