「いつも」の心構えと「もしも」の備え…

阪神・淡路大震災の発生した日の朝、私は出勤の支度をしていました。

家の揺れで家族が目を覚まして動揺するので…「わが家は絶対潰れないから心配するな!」といって落ち着けたことを、昨日のことのように思い出します。

大阪本町の会社に着くまで、相当長い時間がかかりました。

翌日から、建築技術者として現地調査や改修工事・解体工事に携わったことを思い出します。

地震に限らず、この地域で想定される災害に対して、日頃から、災害に対する心構えと、物的な備えをしておくことが大切ですから、自主防災会の活動はとても大切だと思って所属しています。

防災倉庫に備品を備えることも大切ですが、それぞれの住まいの中に地震襲来の際に凶器となる物がないか、脱出を妨げる物がないか、普段から意識しておくことも大事です。

また冬場においては、特に石油ストーブの扱い方には注意していただきたいです。

執筆者:消火救助部(S)