前回のコラムで、避難所は開設後に時間の経過によって、その運営内容が刻々と変化していくことにふれました。
災害発生直後の混乱状況の中で運営する「初動期」
避難所に慣れる「展開期」
落ち着いてくる「安定期」
必要性がなくなってくる「撤収期」
特に発生直後は市の職員がすぐに到着もできない為に、地域の住民同士で協力し合う必要があります。
その為に、次のような事前の備えが必要です。
・避難所運営のマニュアル作り
・情報共有
・訓練でシミュレーション
その中でも特に「避難所運営」に関しては、いざという時に円滑に運営できるような体制を作っておく必要があり、その体制作りの第一歩となる「(仮称)神功避難所開設・運営委員会」設立準備会議が開催されました。
実際に避難所を開設するにはいろいろなことを事前に決めて準備しておくことが必要なので、この委員会が発足することによって神功地区オリジナルの「避難所運営マニュアル」が出来るのではないかと期待しています。
訓練する
→課題を整理し、検討し、見直す
→また訓練する
→課題を整理し、検討し、見直しす
→…
「避難所運営マニュアル」を作るには、この様なサイクルを地道に続けていく必要がありますが、このことが1つでも多くの命が助かることにつながります。
無事に神功避難所開設・運営委員会が発足できたら、また報告させていただきます。(^O^)/