神功三・四丁目合同自主防災訓練(本物の消火器を使った訓練)

昨年は、雨のため残念ながら実施できませんでしたが、今年は気持ちのよい晴天の中、念願叶って本物の消火器を使った消火器取扱訓練を行うことが出来ました。

まず北消防署の方から簡単な消火器の説明と取扱いに関する注意点を伺い、実際の訓練に移ります。

使用時の注意点は、大きく3つ

①ホースの先端をしっかり持つ
②火の根元を狙い、風上に立ち、手前からほうきで掃くように薬剤を放射し続ける(上に向けない)
③粉末消火器の放射時間は、約15秒
途中で止めず一気に出し切るのがコツです

まずは、しっかり風向きを確認して風上に立つのがポイントです。

風下に立つと、消火剤がすべて自分に降りかかってしまい、的確に火元を狙えません。また今回は行いませんでしたが、室内で消火器を使用する時は、出口に背を向けた状態で放射します。

常に逃げ道を確保するよう心がけることが重要です。

どちらの場合も、必ず火元から3~5メートルほど離れ近づきすぎないようにしましょう。

見たとこはあっても、実際にふれたことのなかった消火器。持ってみると意外に重いものでした。

でも大丈夫!!もし万が一重くて持ち上げれられない。。そんな時は、消火器を置いた状態でも火元を狙うことが出来れば消火活動は出来ます。

有事の時は、平常心を保てないもの。一度使い方を経験しておくと、いざという時に役に立ちます。火事場のなんとか力!ここで発揮する時ですね。

また事前に近隣の方へ、訓練当日に消火剤の飛散に関する注意喚起を行いました。
人体には無害ですが、洗濯物などについてしまうと後の処理が大変なのだそうです。

近隣住民の方々、ご協力いただきありがとうございました。

執筆者:情報統括部(Y.U)