防災訓練といえばコレ!バケツリレーです。
阪神淡路大震災では、地震発生直後、59件もの火災が同時に発生し、それは市の消防力をはるかに超える火災件数だったそうです。
さらに地震発生後3日間に発生した火災の8割は住民により消火活動がされたそうです。
バケツリレーの消火効果について疑問に思う声もあるかもしれませんが、災害時に消防車が必ず来るとも限りませんし、消火器を使い果たす場合もあるかもしれません。
この訓練では、みんなで一致団結し、効率的に水を運ぶ体験をしました。
実は意外なことに、記憶する限りでは、この合同自主防災訓練では、バケツリレーをやっていませんでした。
A班とB班でチームを分けて、50メートル程の行列ができました。
説明の後、よーいどん!
やってきたバケツは、三分の一ほどしか水が入っていません。
重くはないけど、こぼれないように受け止め、こぼれないように隣に渡すのは体力というよりもリズムが必要でした。
受け渡しの掛け声がリズムになると、流れるようにバケツが移動します。
バケツリレーはこの一体感が気持ちいいのです。
両者いい勝負で進み、いち早く火のパネルを倒したのは‥‥Aチーム!お疲れさまでした!
互いに協力したことで、バケツリレーをやる前よりも皆さんの距離が近くなった気がしました。
次回も楽しみにしています。
執筆者:情報統括部(Y.N)