梅雨は何処へやら、蒸し暑い日が増えてきました。
子どもたちは学校でプールの授業もスタートし、本格的な夏も目前です。
さて、「子どもは静かに溺れます!」というワードを耳にしたことがありますか?
特に乳幼児は「静かに」、「早く」溺れます。
何を隠そう、私自身も我が子が赤ちゃんの時、自宅で入浴させていたときに、抱っこしたまま浴槽でうとうとしてしまい、ほんの数秒とはいえ子どもがお湯の中で静かに目を開けていて、慌てて引き上げたことがあります。
子どもが溺れかけたケースの9割は浴室だとも言われています。
自宅だけではなく、これから海や川へのレジャーへお出かけする機会も増えると思います。
大人だとなんてことない浅瀬でも、子どもは思いがけず水に落ちるとパニックになって立ち上がれないこともあります。
さらに水深10センチであっても、子どもは鼻と口が覆われてしまえば溺れます。
子育てをしている方はよくお分かりだと思いますが、子どもから一秒も目を話さずに育児をすることは不可能です。
それでも、見守る目を増やしたり、対策をすることで事故を防ぐことができます。
近所には池のある公園もあるので、十分に気をつけましょう。
万が一、子どもが溺れてしまった場合の応急措置を知ってきましょう。
1、平らな場所に寝かせる。
2、大きな声で呼びかけて反応を見ます。反応と呼吸がなければ直ちに胸骨圧迫と人工呼吸を開始します。
3、同時に応援を呼びます。119番通報し、救急車を呼びます。でも誰もいない場合は、まず胸骨圧迫と人工呼吸を2分間行ってから、119番通報しましょう。