防災コラムVOL.1(食料の備蓄)の続編です。
ペットボトルの水でも通常の消費期限のものなら、スーパーで意外と安く手に入ります。
でも、やはり備蓄品にとなると結構早くに消費期限がきてしまうので、まめな消費と購入をすることになり、こまめな保管チェックが必要となります。
その手間を少しでも省きたい方は、5年・7年・10年という長期保存水を選ぶのもよいでしょう。
昨年の神功三・四丁目 合同自主防災訓練では、5年保存水の斡旋販売(自宅へ配達)をいたしました。
長期保存水も2リットルサイズがコスト的にはお得ですが、筋力が落ちてきて2リットルペットボトルを持つのが負担であったり、鞄などに入れて持ち運びやすくするなら、500ミリリットルの小さいサイズを選んでおくとよいでしょう。
水の備蓄が終わったら、次は家庭における食料品の備蓄を考えてみましょう。
あれがいいよ、これがいいよ、という声はたくさん聞くでしょうが、まず、自分や家族にとって必要なものを優先して備蓄しておくとよいでしょう。
具体的には、粉ミルクを必需品とする赤ちゃんがいる家庭では粉ミルクを多目にストックしておいたり、離乳食の赤ちゃんや柔らかいものしか食べられないお年寄りのいる家庭は固い乾パンよりはお粥系を選んでおいたり、食物アレルギーがある人はアレルギー物質が入っていない食品の備蓄をしておいたり、これは外せないんだという必需品がある家庭ではオリジナルな備蓄をしておきましょう。
余談ですが、私はカフェイン中毒なので、珈琲のインスタント瓶を備蓄に追加しています。
嗜好品としての珈琲は無くても生きてはいけますが‥これもオリジナルです。
ホッとできるものといえば、チョコレートや飴などの甘い食品も大切です。
昨年の小学校での防災訓練にも登場しましたが、お麸を水にくぐらせて砂糖をまぶしただけで甘いおやつになります。
お麸は乾物なので日もちしますし、水と砂糖ならなんとか手に入りそうです。
訓練では砂糖として、ココアパウダー・きな粉砂糖・いちごパウダーが登場しました。
さて、基本として考えられる備蓄食料品の紹介をしておきます。
レトルトご飯、レトルト麺
缶詰、乾物
缶ジュース(野菜など)
魚肉ソーセージ等の加熱せずに食べれるもの
お菓子やつまみの類
栄養補助食品
基本調味料(砂糖、塩、味噌、醤油)
お米(無洗米)や梅干し etc…
最低限それぞれの家庭で備えておきたいものを考えながら、普段食べているものの中で保存のしやすい食品を多目にストックし、使ったら使った分だけまた買い足して、もしもの為に備えておきましょう。(※ローリングストック法)。