避難所の運営ルールをあらかじめ決めておくと、円滑な開設につながりますが、では一体どんなことについて決めておいた方がよいのでしょうか。(^ ^)
「トイレはどこにあるの?」「ペットも避難所に入れるよね?」というような質問だけでなく…
「食料がないんだけど、援助物資はすぐにもらえないの?」という質問などもあるでしょう。
自主防災会の会報『もしも』で特集したように、この地域にある奈良市の防災倉庫には、住民全員にいきわたるほどの充分な食料や物資の備えはないし、三丁目自治会の防災倉庫にも食料は自治会員1世帯に1個の缶入りパンしかなく、基本的に備えは自分でしておかないといけません。
避難所が開設されても、避難者全員に支給できる食料や物資が揃わないと配れないなど、実際には運営側の判断に任されるというパターンが多いかもしれません。
誰だってお腹が空くとイライラしますよね。
空腹だけではなく、イライラといえば睡眠不足などもその原因になりやすいですから…
細かいことですが、消灯は夜何時にするかもあらかじめきめておきたいものです。
簡易トイレの掃除も避難者同士で交代に行うことになると思いますが、特に衛生面での注意から常に清潔にを心がけたいので、1日に1回の掃除ではなく、随時衛生状態をチェックして掃除しておきたいものです。
このように生活する場となる避難スペースの区割りから、その使い方、物資の保管、炊き出し、情報提供などなど…
誰が指揮をして、どのように運営して行くかといった運営組織の概要も含め、想定される事をあらかじめ話し合っておきたいですね。(^。^)