炊き出し訓練での今年のメニューは「カレー」です。
ご飯は例年通り炊きましたが、今年は不織布で出来た炊飯袋を使って炊きました。
また、今回初めてカレーを大鍋で直接調理をしました。
前日の防災訓練準備会議の時に、炊き出し担当の皆さんが心を込めて仕込みをしてくださったものです。
朝からかまどに火をつけ、カレーと袋炊飯を調理してくださいました。ありがとうございました!!
ちなみに、火は薪を使ったバージョンと、カセットガス缶を8個を連結させて使って火をおこしたバージョンのかまどがありました。
またカレーが食べられない方のために、アレルギー対応のシチューも用意されたりと、毎年内容がグレードアップ。
大鍋で炊いたカレーは、朝からじっくり煮込まれており野菜もほくほく。
とっても美味しくいただきました。
災害の時は、このようにゆとりをもって贅沢な食事はできない可能性もあります。
しかし毎年このような訓練をすることで、手順や調理の大変さ、配膳の段取りを皆で確認しながら体験ができ、年々スムーズに準備が出来るようになっていきます。
事前の打ち合わせや、作業をしながらコミュニケーションをとることで、地域の中に知り合いが増え、声を掛け合う。
これが、出来ていればこの地域で万が一の事が起きても皆で乗り越えていけるきがしませんか?
一致団結して、一仕事終えた後にみんなで食べるカレーは特別な味がしました。
執筆者:情報統括部(Y.U)